ブログ
抑制品目
鳥取農産の仕入れ先の農家さんの多くは、3月ー7月まで西瓜を栽培している方がほとんどで
100年以上も前から西瓜の産地です・・・
したがって、この間は、取り扱う商品数も量も少量ですが、西瓜が終われば各農家さんが次作としてさまざまさ品目の栽培をはじめられます。
現時点で、茄子、胡瓜の収穫がはじまっています。
この2つは苗を定植してから約1月ほどで収穫可能で農家の財布にやさしい品目です。
そして、8月下旬から中玉やミニトマトの収穫がはじまります。
どの品目も毎日それなりの仕事量があり10月中旬までは休みなし・・・です。
しばらく高温が続いています。
当社が扱う商品のほとんどは、ハウス栽培なので、露地野菜に比べてその影響は少ないと思いますが、それでも高温が続くと影響がでてきますが、その影響を最小限に抑えるため、日々試行錯誤しているところです。
猛暑の影響
連日、「暑いなぁー」があいさつになっています。
特に昼前から15時くらいは、屋外にいられない感じです。
仕事でファンベスト着てますが、これがあるからこそ、できることもあると感じています。
なので、電池が切れると、やる気モードもOFFとなります。
人間を含む動物は自らの意思や本能で避暑ができますが、野菜たちはそれができません。
耐え忍ぶしか、、、
これは、当方のビニールハウスに設置している温度計の時間推移です。
赤は屋外で、それ以外はハウス内です。
今年は暑さ対策を施しているので、その違いがなんとなくわかります。
オレンジは、茄子栽培で何も施していないので、一番温度が高くなっています(当然ですね)。
緑は、茄子栽培で間欠で頭上潅水しています。
一方で、青は、ミニトマト栽培でハウス外側に20%遮光率の白色寒冷紗と、ハウス内で常時頭上潅水しています。
さすがにトマトに常時水をかけるのは気が引けるため、不織布で覆っています。
そのおかげか、、中は湿度が適度にあって涼しい・・・気がします。
これらの対策には、それなりのコストがかかっていますが、最大の目的は収穫量を維持することです。
はたして、その効果はあるのでしょうか?
猛暑
ここ数年この時期はとても暑く、抑制品目の出だしをくじかれることが多い。
主力品目であるミニ・中玉トマトは、トマトトーンを一生懸命してもその成果がで十分でないこともある。
特に令和5年は、8月中旬から9月上旬の猛暑で、着果が悪く、結果、9月下旬から10月上旬の出荷量が激減したことが記憶に新しい。
近隣の直売所においては、これからお盆後にかけて、露地野菜であふれるのだが、昨年は壊滅的な状況だった。
今年も、おそらく、そうなる予感がしてならない。
野菜がなければ相場も上がる。
しかし、物がないのでは話にならない。
ジレンマな時期である。