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スマート農業(その1)
AI(チャットGPT)に
「スマート農業とは?」と聞きました。
回答は、
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スマート農業とは、最新の技術を活用して農業の生産性や効率を向上させる取り組みのことを指します。具体的には、IoT(モノのインターネット)、ビッグデータ、AI(人工知能)、ロボット技術、ドローン、GPSなどの技術を利用して、農作業の自動化や精密な管理を行うことが含まれます。これにより、従来の農業に比べて、天候や環境条件に応じた最適な作物の管理が可能となり、収量の向上やコスト削減、労働力不足の解消が期待されています。
例えば、センサーを使って土壌の湿度や栄養状態をリアルタイムでモニタリングし、それに基づいて自動的に灌漑や肥料の量を調整するシステムがあります。また、ドローンや自動運転トラクターを利用して、広大な農地を効率的に管理することも可能です。これらの技術は、持続可能な農業を実現し、環境への負荷を低減することにも貢献しています。
スマート農業は、特に高齢化や労働力不足が問題となっている日本の農業において、大きな期待が寄せられています。
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なるほど、と思います。
そこで「スマート農業を実践するための費用は?」
と聞きました。回答は
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スマート農業を実践するための費用は、導入する技術の種類や規模によって大きく異なります。以下に、主なスマート農業の要素とそれに伴う費用の概算を示します。
1. センサーとモニタリングシステム
費用: 数万円~数十万円
概要: 土壌の湿度や温度、栄養状態を監視するためのセンサーやモニタリングシステムの導入。規模や精度に応じて価格が変動します。
2. ドローン
費用: 50万円~数百万円
概要: 作物の成長状況や害虫の発生状況を空から監視するためのドローン。高度なカメラやAI解析機能を搭載したドローンは高額になります。
3. 自動運転トラクター
費用: 1,000万円~3,000万円
概要: 自動運転技術を搭載したトラクターやコンバイン。導入コストが非常に高いですが、大規模農業において労働力を大幅に削減することができます。
4. IoTプラットフォームとデータ解析
費用: 年間数十万円~数百万円
概要: 農場全体のデータを収集・解析するためのIoTプラットフォームや、クラウドサービスの利用費用。月額料金や初期設定費用がかかります。
5. ロボット技術
費用: 500万円~数千万円
概要: 収穫や植え付けなどの作業を自動化するロボット。技術の進化に伴い、価格が変動していますが、初期導入コストは比較的高額です。
6. スマート灌漑システム
費用: 数十万円~数百万円
概要: センサーと連動した自動灌漑システム。水資源の節約と、作物の生育に最適な灌漑が可能です。
7. 教育・トレーニング費用
費用: 数万円~数十万円
概要: 新しい技術を使用するためのトレーニングや、システムの操作方法を学ぶための費用。
総合的な費用
スマート農業を完全に導入する場合、数百万円から数千万円の投資が必要です。小規模農家の場合、特定の技術のみを部分的に導入することで、コストを抑えることも可能です。
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・・・ふむふむ、そうだよね、というのが素直な感想です。
しかし、農業って右下がり(従事人口が減少)している状況というのは、後継者不足、新規参入がほぼない、という状況の結果だと思います。
それはなぜか・・・要は、もうからないから、というのが一つの要因だと思います。
そこに、ここまでのコストをかけられるのか・・・・
地域によって、どこに注力するかは変わってくると思います。
しかし、導入する人が、どうしたいか、をよく検討する必要があると思います。
全国の農家さんが、行政(政治?)やマスコミの扇動にのらないように、、、、と願うばかりです。
・・・つづく
かっぱ
奇跡の組み合わせ
暑いですね。あいさつ代わりの日々・・・
お盆が終わると、一気に涼しくならないかな、、、
さて、野菜価格がじわりじわりと上がる気配がします。
弊社が取り扱う品目も、その風が吹いています。
産地の特長として、西瓜の後作になるため、6月末から定植が始まり、今頃から収穫が始まります。
お盆明けには、結構な量が出てきます。
弊社が仕入れて(といっても、私が作っているのですが・・・)、通常は市場に流しますが、お盆で休場なので試験的に3Pにして道の駅に並べてみています。
価格は強気で200円・・・
さて本題です。
この時期(夏場)のトマトといえば、味に期待できないことが多いです。
味どころか、高温続きで軟化しまくって、廃棄が大量に出たりすることも少なくありません。
軟化に強い品種であればあるほど、味とのバランスがなかなか難しいと思います。
近年の動きとして、おいしいものはそこそこ高くても流れていきます。
トマトこそ、その傾向が強く、引き合いもかなり強くなっています。
前述しましたが、地域柄、周年でトマトを作付けしている方は限定的ですが、私の相方(法人役員)が、試行錯誤して4年…
この栽培が難しい時期に、高糖度で、軟化もしにくいミニトマトを作り出しました。
詳細は書くことができませんが、先日、県外の取引先の代表が来られて、かなり目を輝かせておられました。
そして、ぜひ取引したいとも(ありがたいことです)。
ただ、今期は栽培面積が限られているため、広く販売はできません。
来年以降、私も含めて作付けを考えようと思案しているところです。
抑制品目
鳥取農産の仕入れ先の農家さんの多くは、3月ー7月まで西瓜を栽培している方がほとんどで
100年以上も前から西瓜の産地です・・・
したがって、この間は、取り扱う商品数も量も少量ですが、西瓜が終われば各農家さんが次作としてさまざまさ品目の栽培をはじめられます。
現時点で、茄子、胡瓜の収穫がはじまっています。
この2つは苗を定植してから約1月ほどで収穫可能で農家の財布にやさしい品目です。
そして、8月下旬から中玉やミニトマトの収穫がはじまります。
どの品目も毎日それなりの仕事量があり10月中旬までは休みなし・・・です。
しばらく高温が続いています。
当社が扱う商品のほとんどは、ハウス栽培なので、露地野菜に比べてその影響は少ないと思いますが、それでも高温が続くと影響がでてきますが、その影響を最小限に抑えるため、日々試行錯誤しているところです。
猛暑の影響
連日、「暑いなぁー」があいさつになっています。
特に昼前から15時くらいは、屋外にいられない感じです。
仕事でファンベスト着てますが、これがあるからこそ、できることもあると感じています。
なので、電池が切れると、やる気モードもOFFとなります。
人間を含む動物は自らの意思や本能で避暑ができますが、野菜たちはそれができません。
耐え忍ぶしか、、、
これは、当方のビニールハウスに設置している温度計の時間推移です。
赤は屋外で、それ以外はハウス内です。
今年は暑さ対策を施しているので、その違いがなんとなくわかります。
オレンジは、茄子栽培で何も施していないので、一番温度が高くなっています(当然ですね)。
緑は、茄子栽培で間欠で頭上潅水しています。
一方で、青は、ミニトマト栽培でハウス外側に20%遮光率の白色寒冷紗と、ハウス内で常時頭上潅水しています。
さすがにトマトに常時水をかけるのは気が引けるため、不織布で覆っています。
そのおかげか、、中は湿度が適度にあって涼しい・・・気がします。
これらの対策には、それなりのコストがかかっていますが、最大の目的は収穫量を維持することです。
はたして、その効果はあるのでしょうか?